雨後の…

タケノコに関してはよく言われる言葉です。しかし、条件が整うとシイタケにも当てはまります。気温が下がって15℃ぐらいの日が続くと生えてきます。以前は10月中旬ぐらいがシイタケシーズンでした。今年も暖かすぎてなかなかシイタケは生えませんでした。

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油断して偵察がおろそかになっていた矢先、開ききって水ぶくれ状態のものがバケツ一杯。好天続きの中乾燥させて、何とか水ぶくれは解消し、冷蔵しながら食べ尽くしました。

昨年500コマ、一昨年1000コマを打ち込み、檜林の中で養生していました。今回出たのは一昨年の木です。手入れをせず、放任ですから1年では出せません。雨降り加減と偵察を続ければ冬でも収穫できます。それだけ温暖な冬が続いているということになります。

30年前ににぎわった松茸は幻になってきました。採取権の入札額も桁が変わってきています。尾根づたいの赤松は軒並み枯れてしまい、幼木がまばらにある悪条件です。

赤松は和の建築では梁材として貢献し、松茸も生み出す優れものでした。岡山では備前焼の燃料としても重要な材料です。海田では山の名前や地名にまでなっています。

自然増殖がたくましい赤松ですから、カミキリムシに対抗して少しずつ増えることを期待するのみです。何十年というスパンでの見守りですね。

— posted by fuku at 01:38 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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