恒例の黒米倒伏は登熟前に発生。8月下旬、雷雨が繰り返しやってきた結果です。これでは実が入らないと2馬力で起こしては束ねて、右列のように立てて行きました。
暑い中、半日でお手上げ、2日がかりで寝たわらを起こしました。背が高い割りにはひ弱な茎で、濡れた重みを支えきれず、根本から将棋倒しです。
ここ数年、水切りが早すぎて、熟れていない籾が多くはいるようになりました。今回の手間で、黒々とした玄米になることを期待しています。
順調だった初作付けの「てんこもり」。本宅の隣の田は、例年、稲麹菌や紋枯れ病の菌がいるため、紋枯れは見事に発病しました。稲麹は、窒素肥料を控えた分僅かしか発病していません。
下手の田は、もう少しというところで、一昨日から連続シカ、イノシシに入られてしまいました。イノシシはネットをくぐりがお手のもの、シカはハードル越えがお手のもの。メッシュの柵を立てたり足下に敷いたり、明日はどうなっていることやら!
あと2週間で刈り取り予定ですが、収量が分かるのは籾摺りが済んでからです。
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