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実山椒 保存方法

2014.06.11 (水)

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山椒はこれまで木の芽和えやタケノコご飯で使う程度でした。実のなる雌木を譲り受けてから、近くの木になっているのもいただいて保存に挑戦です。

左上が洗っただけの生、右上が30秒熱湯づけ。見た目はほとんど変わりません。エダマメやソラマメでは軽く湯がいてから冷凍すると鮮度を維持して冷凍できることが分かっています。そのまんまパクリです。柑橘系ですから、冷凍みかんの工程とも似ています。

小分けにしなくても使いたいだけさばけそうです。しかし、念のため小分けにしました。魚や新ショウガを保存するときは小袋に分けていれると後の使い方がやりやすくなります。

使い道の定番はちりめん山椒です。釘煮にも使えますから、これからが旬です。コールラビの甘酢漬けの第2弾をしましたので、タカノツメと実山椒を投入してみました。さてどんな味になるかは明日の試食で分かります。

長年実生の山椒が2本ありましたが相次いで枯れてしまいました。枯れやすいたとえとして黙って採れとか、断りをせずにこっそりとれとか言い伝えられてきました。もちろん迷信ですが、一番のダメージは日照と湿り気のようです。半日陰で、水はけのよい湿り気が最適なようです。

野鳥が運んだ種で犬山椒とともにたくさん発芽しています。雌木かどうかは成長を待つのみ。山椒と犬山椒の見分け方はいたって簡単です。刺が対になっているのが山椒、互生になっているのが犬山椒です。似ているけどだめな方につけられる犬の言葉、香りも頼りない変なにおいです。