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夏野菜

2014.05.20 (火)

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夏野菜といいながら、ピーマンやナスは炎天下をくぐり抜け、追肥で元気を与えると秋まで収穫が続きます。梅雨明け後は水やりが日課になってしまいます。

トウモロコシは毎年、早生の苗を買っているのですが、天候次第で受粉がなかなか上手くいきません。粒が見事に整列することなく、偏ったり歯抜けになったりします。

昨年からキュウリは続けて食べられるように苗を作っています。苗は簡単に作れますが、夏場はウリバエとハダニの集中攻撃があり、長持ちしません。

ナス、トマト、キュウリは水加減が難しい作物です。水が不足するとナスは固くなり、キュウリは鍵のように曲がっていきます。トマトは水が多すぎると皮がはじけて裂果となります。

無加温のハウス栽培は水のコントロールがしやすい代わりに受粉のための虫が必要になります。見てくれも味もよいものを作るには制御する条件が多々あります。野菜作りの奥の深さは半端ではないです。

5日ぶりの恵みの雨、わざとに水やりをしないで渇水に耐えさせていました。だらだら水やりを続けるのではなく、我慢させてしっかり根を張らせる作戦です。