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茗荷

2014.08.21 (木)

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十数年前なら川岸に植えるともなくミョウガの草むらが点在していました。夏から秋にかけて草むらをかき分けながらミョウガ取りはワラビやフキをとるのと同じ感覚です。

近年、シカの食害が激しく、伸び始めの柔らかい新芽を食べられると株は衰退します。
何年か繰り返されると株そのものが消滅してしまいました。

我が家の植え込みには植えたというより、地下茎がくっついてきておごったという状態です。夏ミョウガ、秋ミョウガと別物のようにいわれますが、8月初旬から9月いっぱいまで花は咲き続けます。株の勢いがよくなる秋ミョウガの方が大きめです。

ミョウガダケと呼ばれる地下茎からの新芽も食べられるそうですが、未だに食べていません。ミョウガを食べ過ぎると物忘れがひどくなるという言い伝え。美味しいものを食べさせまいとする知恵なのかといぶかります。ヨメナ、秋ナスなども同様ですね。

写真では、見たことのある人はたやすくつぼみの塊を見つけるでしょう。花は鱗片の隙間ら淡黄色の繊細な花がのぞきます。

今年は、もう一人の主が草取りをして手入れをしたので、たっぷり食べています。味噌汁、ソーメン汁の薬味に大活躍です。

かつて新米教師のアパート暮らしで自炊の買い物をスーパーでしていたら、まさになにわのおばさん、ミョウガのパックをつかんでどないして食べたらええのか聞かれました。前述の通り答えました。京都では漬け物になっていますね。

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