煙突

表通りからは目立たないストーブの煙突です。クマの痕跡を確認するため裏手の山に登ったときの眺めです。

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煙突掃除は1年に1回ですが屋根の上からの作業です。高いところは苦手ではないので身軽にベランダから上がっています。

台風が2回やってきたものの平穏な1年となりました。しかし、年間発電量を集計した結果、例年より1000kwも発電量が少ないです。これは昨年と同様で2年続けて日照が少なくなりました。百姓にとっては痛手です。

命をはぐくむお天気に恵まれますようにと祈りながら、新たな年を迎えたいと思います。

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森のクマさん

よそ事が現実になりました。目撃情報はなかったのですが、11月中下旬頃のことらしいです。

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カラスやヒヨドリが食べていないカキが食べたくて木に登り、枝を折り、きれいにたいらげて帰ったようです。

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幹の根元の直径が20cmぐらいの木です。人間の腕ぐらいの枝を軽々とへし折っています。

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登るときの爪痕からして大物のクマさんです。

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我が家のちょうど北側の山で、3本の柿の木がやられました。

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3mぐらいの高さまで前足で枝を折っています。木登り上手のクマさんです。

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ツキノワグマは臆病な性格とは言え山で鉢合わせになったらどっちもビックリ。前足ではたかれたら吹っ飛んでいきそうです。冬眠前の腹ごしらえと思われますが、今年は深山によほど餌がないということになります。ブナの実が少ない年は必ず人里に降りて餌を漁ることが多くなりました。

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ヤマウドの落ち葉布団

道路沿いの側溝周辺に積もった落ち葉を集めてきました。腐葉土の材料にもなりますが、集める手間と積み上げる手間から逃れようと手を出しません。土の中にいる腐敗菌を混ぜながら作る理屈は分かっているのですが、コンポスト3基でさえなかなか畑の土が入りません。

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落ち葉を入れる目的は春の発芽どきに軟白をするためです。籾殻でやっていたのですが濡れるとけっこうな重みで、収穫時根元から切るのがなかなか難儀でした。

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自生しているヤマウドは3月末から4月初旬が旬です。土地を買ったときに元の地主さんが作っていた株を移植して育てています。どうも種類が違うようで5月の連休頃に収穫しています。

— posted by fuku at 05:48 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

黒豆と秘伝豆の収量

2年続きの不作と連作障害に見舞われてこの有様です。3aの広さに植えてたったのこれだけです。

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太陽光発電の売買伝票を整理したら、9、10、11月の発電量は2年続きで例年の半分に近い数値でした。太陽の威力にありがたみを感じる結果となりました。

秘伝豆はいよいよ来年の種を山形から仕入れなくてはなりません。紫斑病も蔓延していましたから、種の更新でちょうどいい機会になりました。

— posted by fuku at 08:47 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

カフェ・ド・クラ 赤穂市加里屋中州   

美味しいコーヒーを求めて行き着いたところです。中心街ながら駐車スペースもそこそこあって行きやすい場所でした。

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ガテマラ単品を注文。ほどよい苦味と柔らかさもあり、プンゲンスとよく似た味わいでした。

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チーズケーキセットを頼んだ相方は、カキでお腹いっぱいのはずがなんのその。クリーミーで美味しかったということです。ちょっとしたハプニングがありましたが、落ち着いた雰囲気のレイアウトです。自家焙煎しながら豆も販売していました。

店舗情報:赤穂市加里屋中州5丁目1ー7 電話0791-45-1945  火曜日定休 

— posted by fuku at 10:11 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

料理茶屋「生島」 赤穂市坂越

カキのシーズンになってきました。カキ小屋も素朴でいいのですが、ちょっと小洒落た店はないものかと通りすがりに気にしていた店です。坂越港に行くときは必ず通っていた道です。

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日生のカキと比較して赤穂のカキはLサイズが普通に出回っています。水ぶくれしていないので、火を入れても縮みません。地元の方々が自慢しているカキとアナゴです。

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酢ガキからスタートして1人土手鍋、フライ、魚のお造り、魚の煮付けとカキづくしでタップリ食べることができました。

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大将は彫り物に入れ込み、庭にも凝っています。360度設計図なしの見事な彫り込みをカウンターに置いて自慢の種です。カウンター正面の壁には日光東照宮のサルにあやかって右甚五郎を名乗っています。

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朝予約で飛び込んだのですが、1時からのお客を待つ間暇だからと、赤穂浪士討ち入りの裏の蘊蓄をしばし聞くことになりました。そうなんだとうなずきながら料理も味わい、いい時間を過ごせました。

生ガキは確率としては低いのですが、ノロウイルスを貯め込んだ個体が出現します。見た目は分からず、塩素消毒も効かなかったときは大当たりになります。イチかバチかでおそるおそる食べるより、火を規定通り入れてあるこちらの料理は安心できます。規定通りにならないことがある調理法はカキフライ。温度が内部で上がりきらない場合があるからです。

O157やサルモネラなどにあたった経験者としては御免被りたいです。腸内環境は変わり復活させるのに苦労し、未だに牛乳を受け付けない体質になったままです。ノロは変異して強力になっていますよ。

店舗情報:兵庫県赤穂市坂越字下高谷1852-4 ℡:0791-48-0039    

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ダイコン

近所周りはみな同じ状況で、日照不足による生育不良です。だいぶ待ちましたが、そろそろ凍みダイコンになるぐらいの最低気温が続いていますから、取り込まなくてはというところです。太さ、長さは例年の7割ぐらいです。

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漬け物用の細くて長い方は待った甲斐がありました。根上がり状態になって長さは言うことなしです。といっても皮をピーラーで剥いて、6mm厚にスライス、8割方乾燥させて漬け込むパリパリ漬けに長さは関係なしです。

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こちらが出勤中に大豆2種の脱穀処理が進んでいました。予想通りきれいな豆は少ないようです。「1合ないかも?」という言葉が返ってきました。

— posted by fuku at 08:21 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

アーティチョーク ロウバイ

たくさんの花を咲かせた後、株は生きているのかどうか気にしていませんでした。ところが、寒さの中、新たな株が生きてますと主張しているような勢いです。食べきれなかった花を分解して種取りをしましたが一輪で10つぶぐらいです。今春、残りの種を育てたものの夏を乗り越えることができませんでした。暑さに耐える底力を育てないといけないようです。

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お隣さんの植え込みを偵察してきました。年内でこれぐらいの膨らみということはやはり暖冬傾向です。ただし、開花してから寒さにあたると花びらは傷みやすいです。

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豆を乾燥させながら足で踏みつけて鞘を割っています。見込みとしてはとっても少ないようです。秘伝豆は来年に向けて山形から取り寄せる段取りをしなくてはというところです。今年の味噌の仕込みに使う豆は持ち越しのものを寄せ集めてぎりぎりです。

— posted by fuku at 08:19 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

エンドウとソラマメ

3年目の種はさすがに発芽率がよくなかったというかみな腐れてしまいました。昨年並みの草丈で、このままいけば寒風に揉まれることはなさそうです。追加で巻いたところは芽の先端がやっと見えるぐらいです。

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食味のよさからスナップエンドウ一本に絞り込みました。メーカーによってはスナックエンドウという名前がありますが、元祖はスナップです。アメリカ発のさや食いエンドウです。

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ソラマメの方は種を更新して大きめの豆を期待しました。カラスは諦めたのですが、しばしネットはかぶせたままです。というのは蒔き直した豆がまだでそろっていません。

畑のあちこちが空いてきました。春野菜の場所を決めるのに黒豆と秘伝豆の連作待避が入り、3か所をグルグル回しにすべく思案中です。

— posted by fuku at 04:54 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

閑散期の水回り

荒起こしをしなくてはと思いつつ、寒さと乾き具合で迷っています。用水の入り口を工事して水番がしやすいように改善しました。

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5mm厚の塩ビ板をカットして水量調整ができるようにしました。白かグレーがほしかったのですが、お手頃価格は透明だけでした。店舗ではアクリルしかなく値段はとびきりです。サイズが選べるネット通販がありがたいです。

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岡山県のメーカーのものです。畦シートを以前買ったところと同じだと思います。柵を切ってはめ込むところまでで終わり、後は周りをモルタルで固めます。ただし、凍ってはいけませんから冷え込みの少ないときしかできません。

— posted by fuku at 08:22 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

カナブンの幼虫

カナブンは土の中に堆肥やバーク、腐葉土などが混じっているところを狙って産卵します。細い根がぎっしり張っているブルーベリーの根元も好んで産卵します。特に鉢植えは邪魔者がいないので狙われやすいです。

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畑の中で地中に潜り損ねて車庫の中を越冬地にしようと移動していました。似たようなことをする幼虫は外にもいて、ヨトウの仲間も車庫の方に移動することがしばしばです。温度の違いぐらいしか感知できないのに風が吹き抜けないところが分かるようです。

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頑丈な顎とはさみのようにかみ砕ける歯を持っています。

畑での狙い目は牛糞堆肥を大量に入れますからそれが餌になります。長続きしませんから、サツマイモやラッカセイも好物のようです。うっかり地表に出てしまうと野鳥の餌食になっています。

— posted by fuku at 09:52 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

冬枯れ

寒波はきたものの途中温暖な日が続いたので、落葉のスイッチがうまく入らなかった景色です。

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葉を落として身軽になり、細い枝先がピンとしている木々もありますが、残っている木も多いです。

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庭のミニバラがまだ花をつけて緑の葉が健在というのもおかしな光景です。それでも師走。大掃除やワックス作業が控えています。味噌の仕込みや餅つきの恒例行事も間近です。年を重ねるごとに1年のスピードがじわじわ上がっているなと感じています。

— posted by fuku at 06:03 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ブルーベリーの紅葉 黒一点

何度か霜がきてほとんど落葉したのに晩生の木はまだがんばっています。例年になく天候のおかげで長く収穫でき、最後まで目を楽しませてくれました。

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こちらは残り物をあさりに通っています。糖度は最高に上がっているはずです。ただ、途中で気温が上がると発酵臭より腐敗臭が強くなるようです。

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今シーズン初めての本格的寒波でエンダイブは中が冷凍になってしまいました。霜よけをしておいた方がよかったのかどうか、ちょっと不安な事態です。凍みダイコンを心配してこれも取り入れなくてはというところです。

— posted by fuku at 07:51 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

秘伝豆と黒豆

葉を取って干木にかけたものの膨らんだ鞘は少ないです。黒豆に至っては大半の株が未熟な鞘ばかりです。同じ圃場で10年目、年々収量は落ち込んでここのところ最悪になりました。連作障害対策を目的とした控えめな牛糞堆肥ではあまり効果がなかったということになります。10aあたり2tを標準量にしていますから圧倒的に足りません。センチュウと定番の病気もありますから、外の作物に転換して、一時的に場所変えを検討中です。

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調べを広げていくとセンチュウが蔓延すると根粒菌のはたらきが落ち、肥料としての窒素を控えているので不足してしまうようです。地力が落ち込んでいくという悪循環です。堆肥不足で水はけが悪くなるとこれまた病気発生を促すということです。

黒豆産地の営農状況や研究成果物を読んでいると大量の堆肥が連作を可能にしたり亜リン酸が効果的だったりすることが分かりました。亜リン酸はけっこう高価な肥料ですが、施肥量は少ないですからビックリするほどではありません。次に向けあれこれ手配して収量確保をめざします。

自農自食コラム更新しました。今回のテーマは「日本の箸と食文化」Link

— posted by fuku at 08:30 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ハクサイの結末

ミニハクサイの虫食い状況です。気温上昇が途中にあると結球はゆるゆる。そのすきに虫が入り込んで、BT剤が効かないぐらいの勢いに降雨が邪魔をしました。

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かろうじて難を逃れた株です。まともな形は3分の1以下という結果です。

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なかての普通のハクサイは虫意外に台風の風に外葉が煽られてゆるゆる。同じように4種類の虫攻撃でした。

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今年はアオムシの産卵に変化が見られました。食草はキャベツ、ブロッコリーなどに集中するのが普通です。ネットで囲っていたためやむを得ずハクサイに向かって産卵を繰り返しました。BT剤は効くのですが産卵量が凄いです。追いつきませんでした。

できるだけ締まった株を取ってやっと試食に至りました。

— posted by fuku at 05:26 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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