乾燥ズッキーニ

育てているズッキーニにたくさん実がつき、おとなりさんにあげたり、子どもの所へ送ったりしました。それでもまだ食べきれないほどあったので、昨年、ゴーヤで試した乾燥をしてみることにしました。

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収穫したものを5ミリ程度の輪切りにして干すだけです。はじめは、カゴいっぱいに広がるくらいの場所をとっていたのですが、しだいに水分が抜けて写真のように縮んできました。時々、裏返しながら約一週間でかたくなりました。 密封の袋に入れて、冷蔵庫に保存中です。まだ、生のものがあるのでしばらくは活躍しそうにないのですが、畑のズッキーニが枯れてきたら、もどして使ってみようと思っています。

農業で一番困るのは、最盛期に食べきれないほど一度に大量の収穫があることです。キュウリやナスなどは、おなじみの漬物になりますが、乾燥して保存できるようにするのも先人の知恵です。

去年のゴーヤに続いての挑戦です。うまくいくかは、食べてみてのお楽しみです。

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カンピョウづくり

お隣さんから夕顔の実がやってきました。直径30cmを超えています。重さは量っていませんが、10kgもないです。

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とりあえず、4cm幅に輪切り。普通の包丁しかなく、きれいに均等に切るのは至難の業です。途中で修正すると後の作業がやりにくくなることが判明。しかし、振り出しに戻すことはできません。

皮を剥いて、厚めのかつらむきの要領。いうほどに簡単にはできません。にゅるにゅるのスポンジ状です。種の部分に入るともう剥けませんから終わりです。

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切れ端やら種周りの実は細切れにして食べました。トウガンより柔らかく、くせのなさは同じです。

むしろに並べて乾燥。竿にかけたいところですが、長く切ることができなかったため断念しました。

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種を取ってみたので、来年発芽すれば試しです。ただし、カボチャ以上に広い範囲を占領しそうです。

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二個目はホームセンターでカンピョウ剥きのカンナのような器具があったのでお試しです。固定の木枠が適当すぎたのと3日も放置すると切り口から茶色のアクのような汁が出てきて、どうも不安な色合い。そこそこつながったので物干しにかけてみました。

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乾燥後は飴色になっているので、やばそうです。お隣さんによると苦みが出るかもということです。

器具は内側から向くとき輪切りがすんなりと動くように形を修正しました。輪切りは押し切りの刃にかけると上手くいくというのが、お隣さん情報です。

— posted by fuku at 08:25 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

 

セミ

今日、井戸の周りの植木の剪定と草取りをしていたとき、地面の穴の中から白い蛾のようなものが出てきました。大きさは、5センチくらい。よく見ると透明な柔らかい翅がみえます。

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二つの目は、燃えるような赤。セミです。

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セミの抜け殻は、たくさんあるのですが、夕方の6時ごろに(外はまだ明るいのに)羽化したばかりのセミに出会うのは初めてでした。翅が透明なので、ヒグラシかなあと思い、近くのナンテンの木につかまらせて様子を見ることにしました。

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一時間後、見に行くと、写真のように翅に少し模様が見えてきて、アブラゼミとわかりました。

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さらに、一時間後にはすっかり見慣れたアブラゼミになりました。

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幼虫から羽化するところではなかったけれど、きれいでした。今晩、ナンテンの木につかまってしっかり翅を乾かして、明日の朝にはとんでいくことでしょう。

土の中に何年もいて、時間を間違えて出てきたあわてもののセミでした。

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ブルーベリージュース

食べきれない果実はこれまで砂糖抜きの焼酎漬けにしていました。在庫がだぶついていますので、処理を変更です。ジャムはパン食が限定的なためはけません。とうことで、濃縮ジュースに再挑戦です。

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果実:900g  糖度を確認すると10.4%でした。 水   :380g

マッシュポテトを作るときの潰す調理器具であらかじめ潰しておきます。それから30分ぐらい煮込みます。このまま煮詰めていけばジャムです。ほどほどにして、冷まします。

さらし木綿の袋に投入して絞ります。完熟していない果実も混じっていますから、適度な酸味とペクチンがかなり出てきます。目詰まりして絞るのに手間取ります。

糖度が20%になることを見越して蜂蜜を185g加えてよく混ぜます。60℃で洗った再利用ペットに詰めて冷蔵です。消毒のためには耐熱ペットで80℃は必要ですが、短期に飲んでしまえば大丈夫です。

冷やして糖度10%のジュースは普通の人には物足りない甘さです。甘くなくてはという方は、砂糖を使って、濃縮時糖度30-35%にすればいいです。200-250g必要です。 糖度計がなければ、自分の舌が基準に仕上げてください。

冷やすと甘みは舌の感度が落ちます。どうしても砂糖の過剰摂取になりやすいですから、控えめな甘さに慣れることをお薦めします。

ポリフェノール色素たっぷりのジュースをお試しください。飲んだ後は口の中が赤紫になります。でも、酸味が抑えられて美味しかった。無糖炭酸割りもいけます。

視力に効果ありという売り込みコピーを信じてはいけません。即効性はもちろん、どの程度の効き目があるか定量的な治験データは見たことがありません。

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ヒヨドリ

農家にとっては歓迎できない鳥です。雑食で餌が豊富なところではとどまっています。果実に限らず、害虫や葉物野菜、キャベツまでかじる強者です。

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網で囲っていたはずなのに下の方が風にあおられて通り道ができたようです。入ってきたところは見失って抜け穴はないかとかなり焦って体当たり状態でした。1回目は網と網の合わせ目から脱出。次に来た2羽目はどうにもならず、はたき落とし。翌日早朝3羽目が侵入。焦っているがどうにもならず、はたき落とし。

しばらくブルーベリーは安泰だったのですが、油断も隙もないです。ぐすいところを探すのはイノシシも同じ。緩んだ継ぎ目を鼻でこじ開け、ちゃちな杭は押し倒し、もう力任せです。

かつて、ブルーベリーを鉢植えにしていたとき、鳥よけのテグス編みにヒヨドリがかかったことがあります。留守中訪れた工務店の社長が網を外して逃がしました。

今の場所ではヒヨドリが入った後、ネコがねらって、くわえていったようです。現場にヒヨドリの羽が大量に落ちていましたから、間違いなし。

網の張り方がぐすいとホバリングして食べられたこともありました。

こんなヒヨドリも昔は幼鳥を飼い慣らしてペットにしていたそうです。今は捕獲が禁止されているメジロもかわいがられた時代がありました。なかなか共存というのは難しいことです。

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ゴールドクレストその後

強剪定で枯れ込んだ小枝は結構ありました。風が吹くたびに枯れた軸がいつまでも散乱。

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まばらなのは我慢するとして、少しずつ黄緑が復活してきました。1年では元通りになりませんが、2、3年もすればいい感じになりそうです。何とか枯らさずに済みました。

上に伸びる木は下に根が張り、こんもりとした木は枝先の外側まで根が張るというのが標準だそうです。サクラ、イチジク、ブドウ、キウイ、カキなどは枝よりも広範囲に根を張っていきます。

幼木の時、支柱はしていたのに台風の風に根こそぎ傾いたことがあります。それでも立て直して復活し、今は強風もものともせずです。風の通り道にあり、菜園のネットをつけた4cm角のアングル材はアメのように曲がったり、直径5cmほどの檜の棒がポッキリ折れたりしたことがあります。

今シーズンの台風は影響の出ないコース。秋のシーズンがどうなるかです。増水もなかったのに草刈りにいったときの池は満水状態。ほどよく降水は続いたということになります。

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水田雑草

除草剤が効きにくい雑草クログワイ、ホタルイ。写真に写っている我が家のはホタルイ。調べたらクログワイより厄介ということです。今まで見たことのない草が次々と進入してきます。水利より上手の圃場の落水が大きな原因です。

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数年前にはコナギが大発生。よそから種が侵入しました。代掻き後に水を落としますから、浮いた種が流れ込んできます。浮き草も同様。コナギは一株から数千粒の小さな種が散乱します。大きさは0.2mmぐらい。これも除草剤泣かせです。

湛水後、水持ちのよくない圃場ではどうしても水を流し込みます。これが薬剤にとっては最悪で、濃度の変化が起き、効きにくくなります。1週間水がもつなら、やや深水にして楽勝なのです。しかし当地の圃場は耕盤以下、砂利のところが多くもちません。

昨年は、2回目中期除草剤を使い効果を上げましたが、葉イモチと薬剤のダメージを受け、出穂後には紋枯れ病に汚染。最悪でした。

い草のように転々と生えている草を手作業で抜き取り。なかなか大変な作業です。取り残すと大きめの株は数個の種の塊がつきます。一つの塊に10数個0.3mmほどの種が入っています。土の中の株は越冬し、次に代掻きをするとまた発芽する厄介物です。

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ハトに豆鉄砲くらわしたい

左手はモチキビで順調に。ただし高温多湿状態の日が多く、種が腐れるところがかなり出て蒔き直しでした。気温が高すぎて発芽に時間がかかっていましたが、現在は出そろっています。

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問題は、秘伝豆と黒豆。モチキビ同様腐れるところも多く出ました。再度蒔いた後に新たなハト攻撃。豆を探り当てようとすり鉢状の穴をあちこちに開けていきます。たかだかしれていると見過ごしていたら、次の攻撃が始まりました。発芽して子葉がのぞくとついばんで食事です。これはかなりのダメージで引き抜かれた無残な豆の苗があちこちに転んでいました。

初回の発芽状態の写真。これだけ飛び飛びの状態は初めてです。結局、直まきはネットで完全に覆わないと恐れないハトに食事提供となります。別のところで苗作りをすることにしました。

本葉が出て、これで植え付ければハトも諦めると思ったのが間違い。子葉は緑も濃くなって枯れずについた状態です。これを食べようとくちばしで引き抜いていくではありませんか。さらなる手間をかけて、子葉を切り取ることにしました。

草取りをしているとクークーポッポッ、毎日のように鳴き声が聞こえてきます。腹立ちをぶつけることもできず、恨めしい鳴き声にがっくりです。

畝を作ると即、すり鉢状の穴があちこちに。ハトのえさ場とかしています。日参しているのはドバトではなく、キジバトです。

— posted by fuku at 10:34 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

何の種? ミツバ

かつては日陰の野山に自生していた野草です。旬をねらって葉を摘み春の香りを楽しみました。今は水耕栽培したものが野菜売り場に並びます。

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一つの葉柄に葉が3枚。ミツバ。とても分かりやすい命名です。8月下旬に種を蒔き、本葉5、6枚で冬を越し、4、5月頃が一番の食べ頃です。

ニンジン、パセリなどとよく似た種です、好光性種子のため、種を蒔いたとき土をかけすぎると発芽しにくくなります。土に埋もれるとほとんど発芽しません。ならした土の上にばらまき、クワで転圧します。その後に不織布をかぶせて水やりです。籾殻燻炭、刻みわらなどいろいろ試しましたが、不織布が一番成績がいいです。虫除けに使っていたお古で十分役に立ちます。

花穂が上がってくるころには葉もこわばって食べ納めです。期間限定で味わうミツバは、野生の移植ではなく、生ゴミとかした根のついた株の部分でした。

日当たりのよすぎるところより、半日陰から半日ぐらい日の当たるところがよさそうです。場合によっては寒冷紗で人工的に作るといいでしょう。

— posted by fuku at 10:35 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

つなぎの苗

10日ほど前の苗です。ところが地区のお祭りや草取りやらでちょっと目をかけずにいたら、虫攻撃に遭いました。

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キャベツとコールラビは黒いイモムシに食い荒らされ、キャベツは再起不能。キュウリはハモグリバエの幼虫にグルグル食べ後が出現。

キャベツは昨日お隣さんの苗をいただきました。雨が続いたので畝の準備ができていません。キュウリは早々と準備していたのですが、小さな草が大量に生えているので、再度耕して、畝を作り直しです。

気圧配置は強烈な熱気を運び込んでいるためトマトやスイカが早々とダウンしたり、ベト病が出やすくなったりしています。湿り毛たっぷりの熱気は植物も人間もたまりません。

— posted by fuku at 10:37 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ズッキーニの支柱

前年は支えなしで、種取りの実が大きくなって倒れ込み、切り口から腐れてしまいました。今年は竹を立ててヒモで吊り下げるようにしました。大きくなるにつれヒモの位置を変える手間がいります。

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台風の雨風に遭うと支柱は緩み、打ち直しです。3株ほど途中からポッキリと折れてしまいました。真っ直ぐ立っている株は実を収穫した後の切り口が乾き、腐れることなく順調です。

種を取ることは断念しました。同じ時期に他のカボチャが開花し、花粉は入り交じってしまいます。最初は雑種になった奇妙な形が現れ、現在も何株かは膨らみがついています。 元々は食べられるぎりぎりの大きさであっても同じ太さでした。明らかに交配してしまった種です。

残り6株がどこまで持ちこたえるか、挑戦です。肥切れの株は鶏糞を遠巻きに埋めることで徐々に元気になりました。

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テントウムシダマシ

騙しと名付けられても葉を食害する虫として菜園では歓迎できない相手です。ナス科全般を食草とします。とっかかりはジャガイモの葉、続いて生育するナス、トマト。葉脈を残してきれいに表面をかじっていきます。下葉を隠れ家として産卵し、ネズミ算的に増殖します。

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畑の中を歩き回るついでに捕殺するものの、なかなか根絶やしにはできません。ウリバエ以上に食害は深刻で、何もしないでいるとナスの葉はほとんどなくなってしまいます。木酢をかけることもあるのですが、殺虫効果はなく嫌がらせにとどまります。葉を食い尽くすとピーマンは実もかじられてしまいます。

虫取りに便利な道具はないものかと思案中。強力すぎると葉を傷めるので、そこそこの吸引力がある掃除機がいいかも。ポンプ式もあるけど結構いい値段。そもそも掃除機で吸い込むとその後の掃除が?乾湿両用で洗えるならばいいが。

いい手はないかと考えていたら、昭和の時代のハエ取り紙が思い出されます。ネコもかかりましたからね。

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セスジスズメ

毎年サトイモの葉をめがけて産卵にきます。 日中スズメガが飛んでいるのはほとんど見ませんから、どんな時間帯に産卵に来ているかは謎です。

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葉が小さいうちは遠慮して、この1匹しか見つかりませんでした。やがて、葉が大きくなるにつれて直径1mm、黄緑色の卵をたくさん生み付けるようにようになります。

写真の幼虫は発育途上で、体長4cmぐらい。変身する前には10cmを超えるようになります。目玉模様は成長とともに大きく派手になっていきます。ヘビの目に似せて鳥に食べられないようにする作戦らしいです。

多くのイモムシは土や葉の緑色に合わせて自分を見えにくくしています。しかし、近寄る鳥は動きを見てついばんでいるようです。エンドウの末期に青虫が大量に発生するのが恒例になりました。ところが、早朝スズメは腹ごしらえに毎日やってきていました。虫の方が圧倒的に多いですから、殺虫剤代わりを果たすところまではいきませんでした。

殺虫剤を使わない捕殺は休みの日がありません。真冬にいないと思うのは観察不足で、保温効果のある場所に隠れています。捕殺のときに便利な道具はピンセットと割り箸。時として火箸が役に立つことも。

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岡山県漁連水産物展示直販所 「ふゅ~ちぁ~」 倉敷市児島

下津井亭で地魚が買えるところはないかと尋ねたら、漁連の店を紹介されました。下津井から東に5分、JR児島駅前、競艇場の東側にありました。

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コウイカ、サゴシ、シタビラメ、マナガツオなど内海の定番魚種が並んでいました。見慣れないものもありましたが、シタビラメ、サゴシをゲット。釜揚げのジャコも。

加工品売り場は、市場から仕入れた近隣土産のオンパレード。地元産はと探し当てたのがたこ飯の素でした。寄せ集めすぎると何が土産になるのか首をかしげてしまいます。

店舗情報:倉敷市児島駅前3-23: 086-473-2778

土産とは読んで字のごとし。その土地で産出されたものに限ります。名物とはちょっとニュアンスが違います。

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下津井亭 倉敷市下津井

タコが美味しくなる時期、名物のある下津井に出かけました。値段的に手頃なタコづくしを求めて2回目の訪問です。さすがに平日の昼時は閑散としています。後から来た一組だけ。

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たこ刺しは真ダコでしたが、煮付けや焼き物はイイダコでした。小ぶりのタコですが、この時期は子持ちとなり美味しい時期です。しかし、子持ちには行き着きませんでした。

一時よりは品質を落として細々と続いています。一定の数が出ないと仕入れても採算がとれなくなり、経営としては難しいところです。料亭「保乃家」のタコづくしフルコースで片手ですから、毎日5組ほど入れば安泰でしょう。値段相応に堪能できます。

店舗情報 : 「料理&お宿 下津井亭」岡山県倉敷市下津井4丁目1番3号 : 086 - 470 - 4755

瀬戸大橋、鷲羽山展望台のたもとにある下津井港はタイラギとタコで賑わった漁港です。下津井電鉄が走っていたころが最盛期です。下電のホテルは健在です。手を広げて湯郷温泉にも一軒ホテルをもっています。

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