活魚ふじ 日本海を喰う処     鳥取県東伯郡琴浦

姉妹店になるポート赤崎の西側にある「海」という店は以前立ち寄り、お手頃値段の美味しい定食をいただきました。

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国道9号線にやたら野立て看板が上がっている店です。店内は少々雑然としていますが、お茶やおしぼりはセルフで?何にしようかと思案するも、あるかどうかは聞いてみないと分からないし、それどころかいっこうに注文をとりに来る気配がありません。

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おもむろに立ち上がって、大将と目が合うと注文は決まりましたかとくる。トロハタ丼と白イカ丼はできますか?どうやらOKとのこと。

店舗情報:鳥取県東伯郡琴浦町赤碕1149−2:0858-55-2056

やや甘口のたれでしたが、ボリューム満点シンプルで美味しかったです。食べ慣れた食材ですから、善し悪しの見当はつきます。ハタは3枚に下ろして薄味で煮付けてありますからふにゃっとした歯ごたえでした。白イカは解凍ものです。旬になれば鮮度もあがるかな?

「海」の方が国道筋にあるため客足は多いです。メニューは似たり寄ったりだったと思います。お勘定の際にはちゃっかり宣伝をよろしくとのお告げ。店舗カードを渡されました。

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おどろきのホウレンソウ&ソバスプラウト

写真ではただのホウレンソウではないかというぐらいの見え方ですが、こんなできのホウレンソウは初めてです。

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これまでは、やや幅広にばらまくだけの直まきでした。発芽も不揃いで、大きくなったものから収穫していました。大株にはならず、やや固めというのが相場でした。

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吉備中央町で都会から移り住んだ新規就農者が、地元のベテランから出荷用ホウレンソウの作り方を伝授され、取り組みをブログで紹介していました。

セルトレイに2、3粒種を蒔き、発芽後1本に間引き、本葉3枚ぐらいで移植です。植えどこはトンネルハウス内にタマネギ用の穴あきマルチを敷いたものです。10cm間隔のものです。最大のメリットは収穫がしやすいこと。実際やってみて、一株の根の張り方がしっかりしていました。

不織布のトンネル掛けにじかに移植しました。これだけでかなり保温でき、3月中はのんびりの成長でしたが、4月になってからぐんぐん大きくなりました。柔らかくアクの少ないホウレンソウを簡単に収穫することができ、とても満足のいく結果になりました。

もう一つは、恒例のソバスプラウト。3年越しの種ですが、発芽率はバッチリです。本葉が出始めたら食べ頃です。ミツバと合わせておしゃれな味噌汁の具になります。

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順調な苗

ニンジンは不織布をベタがけすることで確実に発芽できるようになりました。すでに間引きを2回行い、本葉3枚目がそろい始めています。とう立ちしやすい3,4月がちょうど端境期になり供給できません。これはどだい無理のようです。

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ズッキーニは温室内で一番乗りの発芽で、40日ぐらいで本葉5枚になり、小さな雄花のつぼみの元が見え始めています。12個中11個の発芽ですから、かなりいい成績でした。

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今回初めてナタマメをポット苗で用意しました。最初の本葉2枚は手のひらサイズで大きいです。これも12個中10個の発芽ですからいい方です。気をよくして追加を蒔いたのですが、気温が不安定になり、埋めたところが腐ってしまいました。数日間15℃前後が続いたのがよくなかったようです。安定な25℃が保てると確実だと思います。

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シカクマメ、ゴーヤは温度不足で最初の播種は失敗。シカクマメは2回目で何とか発芽がそろいました。ゴーヤは未だ変化なし。温度不足が疑われます。日中30℃を超える温室ならいけそうなんですが、難しいところです。

ズッキーニとナタマメは定植しました。オクラは中途半端な数で上手くいかず、結局直まきをしてしまいました。

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花見

風当たりが少ない角地に植えてからミモザは毎年きれいな花をつけています。剪定の要領もわかり、順調です。

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花が傷んでくると切り戻しの剪定です。昨年伸びた枝を元からばっさり切ります。枝は残らず丸坊主状態です。ところが、その後新たな新芽が吹いてきます。半年ほどで来年のための花芽を形成し、冬を越します。柑橘系と同じで、寒い空っ風が吹くと木になっていない枝は枯れ込んでしまい、花芽も落ちてしまいます。

樹種の性質を知って場所を選び、手入れすれば間違いないですね。柚子を植える適地がなく、今シーズン5回目に挑戦中です。万事解決できるとは限らずです。

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シバザクラは9年目になり、一昨年刈り込んでようやく花が復活しました。スタートはポット苗8個からです。交配したこぼれ種が隙間を埋め、微妙な色の変化を織りなしています。ピンクが一番勢いがいいようです。びっしり埋まらないのは水はけに問題があります。斜面に植えると見事に展開するのは、やや乾き気味を好むことによります。苔むす土が部分的にあります。

桜が終わってもしばらく花見気分。裏手の方では八重桜が満開で花見気分を借りています。

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山菜採り

車で30分、山の上に遠征してきました。今年は気温の上がり具合が不安定で、遅霜の回数も多いようです。キウイや金時豆は今年も霜害です。ジャガイモを遅く植えた分、霜に対して緊張感がなくなっていました。ワラビも霜にあたっているのではという不安がありましたが、ご覧の通り大丈夫でした。

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コシアブラを中心に採取。タカノツメも程よい伸びでした。が、特徴のない味ですから、多くはとらずです。

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この時期葉わさびを買いに出かけます。道の駅ではコシアブラやタラノメがパック詰めで売られています。やや伸びすぎているものが多く、葉柄部分は固くなっていきます。芽が開き始めているのが一番いいというのは贅沢です。そう都合よくタイミングは合いません。

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酢みそ和え、天ぷらが定番です。トニックのような香りが口から鼻に抜け春の旬を味わうことができます。

長年タラノメを確保していた持ち山は行くことがなくなり、ササで覆い尽くされてしまいました。かつての棚田、茶畑はじわじわと開墾前の山に戻っています。合わせて餌場がなくなり、イノシシもシカもウサギもアナグマも人里に近づいてしまいました。

山で燃料確保をするようなことにでもなれば、再び里山は取り戻せるでしょう。

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花見

曇天の中、高気圧が冷気を送り込んで雨だけは逃れる花見でした。荒れ模様が少ない今年は桜の花も長くもちました。といいながら今日は近隣だいたい散ってしまったようです。

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昨日今日と花見日和になり、天気だけは都合よく回ってきません。放射冷却も手伝って霜は3回ぐらいやってきています。ジャガイモはやっとのぞきかけですからセーフですが、キウイは今年も最初の芽が完全にやられました。

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子供のころはサクラを愛でるようなことはしませんでした。花見といえば春休み中を利用しておにぎり弁当、運良くいけば巻き寿司を提げて山登りです。尾根伝いに300m級の縦走というのが流行でした。通称「しろずり」という地元の子供たちだけが知る場所です。

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花見の花はミツバツツジです。遠くに見えるピンクの塊がそうです。ただしこのあたりのおしべはすべて10本あり、コバノミツバツツジになります。純血種はおしべが5本なので簡単に見分けがつきます。しかし出会ったことはありません。

花見で山登りした後、2、3週間後にはワラビ取りが相場でした。手入れされた山はワラビの宝庫、近隣からも採取にきて出荷する人もいました。

花に囲まれているともうしばらく花見気分でいられます。

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雨後のシイタケ

春のシイタケは3月頃が適期、といいながら気温と湿り気に依存します。湿り気は菜種梅雨に重なってきます。暑からず、寒からずコンピュータの適温と同じですね。

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シイタケに限らず食用キノコのいくつかは日光に当てることでビタミンD2が増えるということです。もちろん日光浴をするだけでビタミンD3が作られます。これらのビタミンが体内で活性型ビタミンDに変化して役に立つという仕組みが解明されています。

雨後のシイタケは水分が多く、傷みやすいので天日乾燥を少ししてから冷蔵しています。干すときに逆さにしているのはちゃんと理由があります。傘を下にして干し始めるとシイタケ菌の胞子がいっぱい出てきます。半日で真っ白になりますね。ということで傘を上にして干しています。

これから気温が上昇するとシイタケも休眠となります。秋までおあずけです。 旬を味わうことが一番の贅沢になります。一番美味しいときですから。

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初物

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ここ数年、確実に出てくるところにメッシュの網を敷いています。最初は囲っていたのですが、立てかけると際に出たタケノコは恐れず掘って食べてしまうのです。シカやイノシシなどの偶蹄目は固い網やグレーチングなどは苦手だという報告がネット上にあり応用してみました。

この作戦は成功し、周辺に近寄らせない効果もあります。おかげさまで、イノシシと同時に初堀を味わうことができるようになりました。ただ、同じ場所を続けているため、太い根と細い根が錯綜し、時には小さなタケノコに出会うことも多くなります。

地中にあるタケノコはえぐみがなくあく抜きしないでも食べられます。その美味しさをイノシシは知っており、最盛期に伸びすぎたタケノコは決して口にしません。贅沢というか生意気な選択をしています。

鳥獣保護の施策は里山で狩猟をしてきた住民の意見を聞かずに動物愛護の味方をしてきました。無責任なのは保護しておいて、現在の頭数が適正かどうかは把握できていません。頭数予測は困難と言い訳するそうです。

戦後の造林事業も半世紀後に期待を裏切る結果をもたらしました。放置された人工林には下草が生えず、大雨のたびに瓦礫が流出しています。まずい結果は出ているのに思い切った総合的な施策がとられていないのです。縦割り行政が予算も案も無駄にしていると気づいているなら公務員の職責にかけてほしいですね。全体の奉仕者なんですから。

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鳥取のNさんの田んぼで

後ろ姿ですが、雄のキジがぴょこぴょこ歩き回っていました。う〜ん見つかるでしょうか?ちょうどど真ん中当たりです。50m以上先のところですから小さいです。

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田んぼに到着してから、選定枝の印をつけたり、カイガラムシの確認をしたりしていると近いところを素通りしていったキジです。しばらくしてからまた引き返してきたようで、やっとカメラを取りに行ったのですが、離れてしまいました。

産卵期草むらに巣を作り抱卵します。飛べない雛も親鳥も結構な早足で走り回る習性があります。大形の鳥はいきなり飛び上がるのが苦手で、少し助走してから飛び立ちます。天敵のキツネがいなければキジにとっても安心です。民家の周りでは発砲もできませんからなおさらです。

畦草を刈り取るころになると時々卵の入った巣に出くわす人がいます。モスグリーンの殻で、大きさは鶏より一回り小さく、チャボの卵くらいです。

自然繁殖したキジは少なく、あちこちで人工飼育して放鳥しています。キジより美味といわれている山鳥は幻になってきていますから見たことがありません。いずれも私は食べたことがないので聞き伝えの話です。

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くいもんや 海慶さざなみ  鳥取県岩美町

駟馳山バイパスが山陰道がらみで開通し、砂丘から岩美町までが素通りになりました。砂丘の海鮮丼を食べるつもりが、行ってみると予約だけで一見さんはアウトでした。週末にかけては流行っているようで、食べそびれです。

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今回は2番手を用意していたので速攻です。

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砂丘の様子だけは納めてきましたが、10分の県営駐車場の代金は失敗でした。

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旧9号線沿いながら、国道からは店が見えません。JRA の場外馬券売りばをを過ぎた小規模分譲地の一角にありました。何とも不可解な立地条件でした。

店舗情報:鳥取県岩美町大谷1648-21: 0857(72)0305

ご近所の定食屋さんといったような感じでしたね。刺身とか煮魚はそれなりに近くの漁港の品です。???。日替わりメニューには揚げ物なのに出てきたのはアカガレイの煮付けでした。

それなりの昼食メニューで、それ以上でもなく、それ以下でもありませんでした。家族連れ、外回り営業の方の昼食としてはまずまずでしょう。夜は宴会メニューで対応しているお店でした。

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食べる花、見る花

とうだちの時期、ミズナを片付けないで残しておくとこうなります。花が開かないつぼみのうちに採取します。和え物や煮物の彩りになります。わずか苦みはありますが、最後までいただいてから抜き取ることにしています。

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ブロッコリーも中心部の本体を収穫してもしばらくは片付けないでおいておきます。やがてわき芽が育ちしばらくは収穫できます。味や食感に変わりはなく、一口サイズになりますから便利です。いずれも開花すれば黄色の4枚花びらです。

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オオイヌノフグリはすっかり馴染んでしまっていますが、ヨーロッパ起源です。同類でタチイヌノフグリも畑でよく見かけます。こうしてみるときれいな花絨毯に見えます。ところが草取りの相手としてはなかなか厄介物です。細い根が不織布のように広がっており、茎の細切れを作るとそれだけで発根して増えていきます。

すでに草取りの最盛期に入りつつあります。小さいうちに退治すれば労力は減るものの、人力では限界があります。きれいになったと思えば最初のところから新たな発芽。終わりがなかなか見えません。

専業農家の人から教えていただいたアイデア。稲刈り用のノコギリがまのお古で草取りをすると頑固な根を切ることができるのではかどります。ただし地面が堅くなっていると上手くいきません。

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コヒガンザクラ

小分けの株をいただいて3年目。昨年は一桁の花数でした。今年は1週間前の写真ですが、ご覧の通りです。平年の開花時期が彼岸のころになります。名前の由来であり、コがつくのは一回り小さい花をつけることによります。

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サクラは数多くの交配品種が出回っており、ソメイヨシノが最も一般的なサクラになってしまいました。コヒガンザクラもうり二つの品種にトウカイザクラというのがあります。写真だけで見比べても違いはよく分かりません。

今年のサクラはおおむね順調な咲きぶりで、時期も平年並みです。

数年前から我が家の旧宅地を更地にしているため、地区内の花見行事に使っています。サクラを愛でるというより、花が賑やかな時期に懇親を深めようというのが趣旨です。年々平均年齢は上がり、小中学生は勢揃いしても5人という寂しさです。子供が皆無という状態でないのが救いです。

コストの安い田舎、空気のきれいな田舎、新鮮野菜がいっぱいの田舎、職種が少ない田舎、スクールバスで通学する田舎、子守のいる田舎、事件がほとんどない田舎、外で遊べる田舎。

バーチャルな文化に囲まれなくとも豊かな自然は豊かな心をはぐくむ元になると思うのですがね。賛同して実行する若者は少なすぎます。

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端境期の野菜

不織布ごしですっきりと見えませんが、コカブ、シュンギク、ホウレンソウです。種まきから30日後ぐらいです。これから気温の上昇とともにぐんぐん大きくなります。ただし、シュンギクやホウレンソウはとう立ちも早いので、食べるのも短期決戦になります。

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昨年の秋はヨトウムシなどに食い荒らされさんざんでした。今回はトンネルがけで保温しながら、虫に食われることなくまずまずのできです。

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殺虫剤、殺菌剤は安全基準を満たして販売されています。もちろん使用制限に従った使い方をした場合の話です。濃度や使用回数、使用時期を守らずに結果だけを期待して使用されることがあっても自ら公表しない限り分からないのです。

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安全基準は安全を保障するものではなく、残留の許容範囲内にあることを示しているだけ。微量に摂取し続ける影響や他の薬剤との相関関係などは明らかにすることが難しく、大丈夫だろうという程度でしょう。明らかな異常が出れば因果関係も追求されますが、じわじわ体内に蓄積している間は問題になリませんね。

薬剤はコストが高いので使いたくないというのが一番です。リスクを減らせるというのは判断が難しいところです。神経質になりすぎて徹底しても、別の原因で命を落としてしまえば元も子もありません。できるだけ正体がはっきりしているものを口にすればストレスもたまりにくいと思います。

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温室内での発芽

一番はズッキーニでした。昨年採取した種を12個。9割の発芽率でしたからなかなかの成績です。

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2番手はオクラ。赤玉土を入れていたため、軽すぎて根が定着しませんでした。かなりの数の苗が水切れで途中からだめになりました。毛根が出るまで主根が土に潜っていないと育ちません。ピンセットでつついて根をいけ込みました。

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3番手は網干メロン。晴天が続いて室温が30℃を超えると一気に発芽しました。

セルピットで芽出しをしましたから、本葉が見え始めたらポリポットへ植替えです。ポリポットに蒔いて間引きするのが普通の手順です。幼苗のいいとこ取りをしようと思うと植替えた方が確実です。職場でパンジーの苗を作っていたときの方法がそのまま生きています。

今のところ順調な苗作りです。しかし、全く顔を見せないのはゴーヤ。直播きをしていても気温がかなり上がらないと発芽せず、今回も気になる存在です。

はやまった植え付けをしないように今年こそは我慢のしどころ。木々の芽吹きも始まり、イノシシやシカも勢いづいています。

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