シカクマメ

昨年の片づけで根元に団子ができるんだと気づいていましたが、謎解きはしていませんでした。種を提供したお隣さんから、南の方では根を食べるらしいとの談。根を太らせるために花や実はむしるらしいと。

今年の根塊は直径2〜3cmでした。生育不良が影響しています。ものは試しで食べてみることにしました。

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すり下ろして下味を付けフライパンで焼き上げたもの。するときに繊維がすごいとあるじの感想。さて、食べてみると硬めのユリ根にちぎれた繊維がたっぷり。繊維でないところを味わってみましたが、飛びつく美味しさではないです。

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醤油味で煮付けてみました。食感は同様です。灰汁はないです。これまた美味しくてたまらないというものではありません。

結論。ネットちまたの評判ほどではなく、まずいとも言えず、美味しいとも言えず。

クズのようにたたいてつぶしてデンプンだけ取り出して食べるという調理も考えられますが、特徴のない味だけに手間をいとわずやってみたくなることもなし。見送りです。

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ワックス作業

例年なら12月に入ってから取りかかっていました。外注を思案していたのですが、近いところで評判のいい業者を見つけるに至りませんでした。

いずれは頼まざるを得なくなるのですが、ここは奮起して大掃除を企てました。

1階だけでおよそ30帖ちょいでしょうか。剥離剤を使うのは2回目で5年分の10層が塗られた床が半分以上です。荷物をすべて移動しましたから、新築当時の2層だけ塗られたところもできました。そこは剥離剤1回で綺麗に下地が出てきます。厚めのところは3回も剥離剤をかけることになりました。

剥離剤はトータルで15リットル超。毎年5年分やる量になってしまいました。延べ9日間、2馬力での作業は大変でした。ポリッシャーと湿式掃除機があれば捗ることは学校現場で経験済みです。でも手が出ません。

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手順は掃き掃除後、手の届く範囲に剥離剤を刷毛で塗り、ふやかしてブラシでこする。窓ふきのゴムべらで糊状の剥離した汚れを集め、すくい取る。ぞうきんで拭くこと3回。板の間はブラシが再度活躍。これの繰り返しです。写真をみればいかに汚れを封じ込めてきたかが分かると思います。

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これだけ手間取っても45cm幅のモップを使ってワックスを塗るのは数十分のことです。入り組んだ部屋が完全に乾くまで2時間以上。買い物に出かけて時間つぶしした日もあります。

くすんでいた床が再びピカピカになり、苦労しただけの甲斐がありましたとあるじ同士で納得!

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サフラン

ずっと前のこと、母が健在のころ花壇に植えていました。花が咲くとめしべを集めていた記憶があります。鎮痛?鎮静?通経?何を求めていたかはこれまた知るよしもありません。

8月に戻った息子がプランターに植えていたものです。どんな風が吹いたのかは知るよしもありません。

クロッカスは園芸品種です。秋植え春咲きです。サフランは初夏植え秋咲きとなります。

5球で約20本、少量です。しかし少量故に流通している乾燥めしべは高価なものです。1kgあたり200万円前後。1g2000円前後という値段です。

今回の収穫で何グラム?200mmgあるかどうかの量です。精密天秤がないと量れません。

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写真の器は直径8cmです。

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蛹の正体

長さ4cmほど。奇妙な角というか、管というかこれが特徴です。青木さんのサイトで調べると意外に早く判明しました。エビガラスズメの蛹で間違いありません。サツマイモ、ヒルガオ、マメ類の葉を食べる幼虫で、当てはまります。ヒルガオも畦際にはたくさんあります。

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秘伝豆を抜いて乾燥させる作業をしていたら土の中から出てきました。何でしょう?と相方のあるじに問われても即答は無理。

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畑を耕しているときには2〜3cm長の蛹に出くわすことはよくあります。これはヨトウムシのもの。

今年はハスモンヨトウに続いて普通のヨトウムシも結構繁殖しました。幼虫は土に潜り込み、根元をかじって苗を倒し穴に引き込みながら食べています。タマネギ、シュンギクの苗が被害にあっています。

殺虫剤は使いませんから、ピンセットで穴をほじりながら幼虫を捕殺です。そして、タマネギは新たに苗を植え直しです。しばらくイタチごっこが続きます。

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お買い上げ

先週、鳥取のNさんが来訪。

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米とカニの物々交換が恒例になってきました。鳥取からはカニの夫婦、メスの親ガニは小さくとも味は濃厚です。こちらからは新米の「てんこもり」、黒米、黒豆をお持ち帰りです。その際、工房の2点を実際に見て品定めしていただきました。

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米の等級余談。出荷する際の米の等級は品質や食味の等級を表すのではなく、見かけと歩留まりだけです。被害粒、死米、着色粒、異種穀粒及び異物の程度などです。1等は70%、2等は60%、3等は45%の整った粒を保証するものです。つまり精米して、異物や着色米をはねた残りがどれだけ多いかというランクです。米問屋さんにとっては重要な要素ですが、精米を買う消費者には無縁ですし、玄米を買う方は影響が出ます。玄米よりも精米の方が高いのは精米する加工賃だけでなく見かけの良さで量を決めますから高くなります。どの等級でも精米してしまえば仕入れ値段相応の精米ができます。3等は精米にならない無駄が多くなるだけです。

食味は栽培状況、品種に左右されるところが大きいです。寒暖差も影響してくるそうです。条件を制御しながら作って食べ比べるわけではありませんから、何が決め手かは難しいと思います。

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くいどうらく 赤穂市  道の駅御津 たつの市

この時期は、カキをメインに海鮮食材を買い入れ、その場で焼いて食べるという店です。カキを目当てに再訪の予定です。

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満腹の腹ですから、魚を物色しました。向かって右がくいどうらく、左が魚屋さんです。エビとさごしがお手頃でした。その場で3枚におろし、酢じめ用に塩をふっておいてくださいとお願いしたら、段取りよくパックしました。手慣れたものです。

後日食べた酢じめは美味しかったです。旬は春ですが、この時期もいけます。

店舗情報:赤穂市坂越字大黒290-7:0791-46-8800

豆腐用のにがりを探すのも目的にしていました。魚を買ったところでお姉さんと話をしたら、ドラッグストアーに行けば売ってますよとのこと。気づきませんでした。流石です。

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ちょっと足を東に向けて魚を物色しようと移動しました。オコゼや焼きアナゴもありました。ちりめんじゃこも美味しそうでした。でもすべて見送り。家島方面をパチリと収めて帰路につきました。

店舗情報:たつの市御津町室津896−23:079-322-8500

播磨自動車道の終点にスプリング8があるんだと確認。立ち寄ってみたものの守衛さんと話してみると自由にいけるのは広報用の一角だけ。特別公開の日があるからそれをお目当てにと言われました。稼働中の研究施設ですから当たり前ですね。

写真に撮るほどではない紅葉の風景も楽しみながらの半日でした。

— posted by fuku at 01:19 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

まるみ吉まん 赤穂市

持ち帰り可能ということで、移動する前に注文しました。アナゴの箱寿司、若狭の鯖松前寿司、いずれも2,100円なりを高いと見るか安いと見るか。食べてからでないと判断が付きません。穴重で埋まり入る隙間は少ししかなく帰宅後の夕食で味見です。

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店構えは角地にあり、わかりやすかったです。東進していれば見逃しにくいでしょう。

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店舗情報:赤穂市正保橋町3-170:0791-42-2650

さて夕食で味を確かめるべく、半分食べられる隙間を見計らって挑戦。とろけるようなアナゴは控えめの味で半合食べても飽きません。巻き寿司の一合よりは多いかもしれません。しゃりの味が絶妙で、工夫してありました。鯖は昆布と海苔で巻き締めてあります。バッテラではなく、姿寿司でもなく、箱に収めた感じです。酢じめも控えめで、流石に両方とも堪能できました。

半合ずつ食べて、吸い物とビールで満腹と相成りました。美味しかった。

— posted by fuku at 01:25 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

お食事処 一粋 赤穂市

孫誕生で出控えていましたが、一段落して久々に食べ歩きドライブです。

アナゴに目をつけていた赤穂方面です。カキも評判です。シーズン始まったばかりで今イチの状況から、アナゴに絞り込みました。天ぷらどんぶりは備前市日生でいただきましたから、ここは穴重でいきました。

店舗情報:赤穂市加里屋南2-8:0791-45-2488

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赤穂城は目と鼻の先で、車を止めたら否が応でもお城が目に入ります。店構えはごらんのとおり腹ごしらえをする店という定番の雰囲気です。カラフルな品書きがでかでかと貼り巡らされていました。席に着けばおすすめで穴重を売り込んできます。

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タレ焼きでこれといった特徴はありません。鰻重のようにこってりとせず、あっさりといただけました。これならリピートしてもよさそうです。しっとり感もありました。焼きアナゴは焼きすぎて水分の飛んだものに当たることがあります。その点は問題なしです。

満足満足、とあいなり、次の店に移動です。  …つづく。

— posted by fuku at 01:29 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

キビダンゴ 吉備団子

♪お腰に付けたキビダンゴ♪一つ私にくださいな♪

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モチキビだけを原料に試作しました。

1 前日水洗いして浸水。

2 白米と同じ水加減で普通に炊飯。

3 炊きあがったら軽く塩を一降りし、あら熱を取りつつシャモジかスリコギでまぜながらつぶす。

4 冷ましてから茶さじでひとすくいぐらい。手に水をつけて丸める。

5 甘い団子はつぶすときに砂糖で味付けしてから丸めてきな粉をつける。

6 醤油をまぶす方は海苔で挟む。

7 味付け海苔なら下味を控える。

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炊飯したモチキビは水分が適度にあり、柔らかめです。翌日に持ち越しても柔らかいまま食べられます。

アレンジとしては、たれ焼き、砂糖醤油でみたらし団子風、餡を絡めてぼた餅風。ただし、柔らかさゆえ串刺しはきびしいかもしれません。

辛党の私にとっては磯部風味がよかったです。

— posted by fuku at 01:33 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

雨後の…

タケノコに関してはよく言われる言葉です。しかし、条件が整うとシイタケにも当てはまります。気温が下がって15℃ぐらいの日が続くと生えてきます。以前は10月中旬ぐらいがシイタケシーズンでした。今年も暖かすぎてなかなかシイタケは生えませんでした。

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油断して偵察がおろそかになっていた矢先、開ききって水ぶくれ状態のものがバケツ一杯。好天続きの中乾燥させて、何とか水ぶくれは解消し、冷蔵しながら食べ尽くしました。

昨年500コマ、一昨年1000コマを打ち込み、檜林の中で養生していました。今回出たのは一昨年の木です。手入れをせず、放任ですから1年では出せません。雨降り加減と偵察を続ければ冬でも収穫できます。それだけ温暖な冬が続いているということになります。

30年前ににぎわった松茸は幻になってきました。採取権の入札額も桁が変わってきています。尾根づたいの赤松は軒並み枯れてしまい、幼木がまばらにある悪条件です。

赤松は和の建築では梁材として貢献し、松茸も生み出す優れものでした。岡山では備前焼の燃料としても重要な材料です。海田では山の名前や地名にまでなっています。

自然増殖がたくましい赤松ですから、カミキリムシに対抗して少しずつ増えることを期待するのみです。何十年というスパンでの見守りですね。

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ナタマメ 知っ得

種蒔きの時期になると忘れてしまうことがいくつか。蒔き時は大事ですよとさんざん失敗を繰り返しているのに、待ちきれず早蒔きすることが多くなっています。

亜熱帯系のゴーヤ、ナタマメ、シカクマメは連休明けぐらいで適温になります。岡山では4月中に発芽させようと思うと気温が不安定ですから、ポットで囲いの中ならうまくいくはずですね。

ナタマメはソラマメ同様、種が大きいので地面に埋めてしまうと向きによっては起きあがれず、腐れることがあります。黒豆や金時豆でも播種後に雨となり、発芽がそろうと問題ないのですが、深植や向きがよくなかった場合子葉部分が起きあがれないことがあります。雨後の晴天で表面の土が硬くなるのです。

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ナタマメは土に半分埋めると失敗がありません。土が硬くなりにくい場合は黒いへその部分を下にして植えます。硬くなる土では縦向きに根の出る方を下にして半分ほど埋めます。ただし、逆さになると根は空中を踊り失敗します。

写真の上部は指でつまんだようにへちゃげています。ここは表皮が破れないところです。つるんとしている方の黒いへその端から根が出ます。表皮が裂けて子葉はここから脱げていきます。

小さな種でも土がかかっていないと根が空中を舞いうまく発芽しないことはあります。種の大きさに応じて覆土の厚さがものをいうことになります。

種を乾かさないのが基本ですね。ただし、日光の明るさを発芽条件にしているニンジンやミツバなどは覆土無しの転圧だけで十分です。

— posted by fuku at 01:42 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

乾燥ゴーヤ

3週間前の話になりますが、試しにとゴーヤを刻んで乾燥しました。1か月ずれたままの気温は今年に限っていません。昨年も似たようなことになりました。

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晴天続きで3日も干せばカリカリになります。これまた試しにもどして使ったらどうなるか、早速調理に。

苦み食感はまずまずでした。ということは大量にできたら保存食に変換できます。季節はずれに出せば、切り干しダイコンと対抗できるでしょう。

ここ数年、ゴーヤは小ぶりなものしかできず、うまくいっていません。種蒔きを例年並みにしても発芽が遅れ、緑のカーテンになるのが7月末。これでは大きな実はなりません。

ゴーヤの種は硬い殻に被われて発芽しにくいのは確かです。一手間掛けて棘の部分を欠いてやると出やすいということが分かりました。発芽適温も高めですから、来年はポット苗にしてみようと思います。

苦みの少ない変わり種のゴーヤは、200mほど離れた畑に通っていたころ隣のおじさんにあまり苦くないからと言われていただき試食、種も確保して以来10年近く作り続けています。

— posted by fuku at 01:45 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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