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 18 May 2001 name: Fukk**comment: Re 
 まずもって、上記のような状況下で図書館教育を総合的な学習として展開したとしてもおっしゃるとおり総合的な学習にはなりません。本を読むことと本を紹介することは、生徒の読書活動を促す手段でしかありません。「本を読むことは自ら学習することだ」と詭弁を展開するのは学習の目的を見失っていると私は考えます。図書がパソコンになっても同様のことです。図書館教育、情報処理教育というカテゴリーは学問領域ではなく方法領域になります。
 生徒が学ぶということに消極的な考えが蔓延しているようですから、時間の取り方が楽をしているといっても説得力がないでしょう。10分間読書と本の紹介という活動に対する学習テーマが設定され、そこを追求する手段として図書を活用する考えが一番すっきりします。環境問題でも福祉問題でもいいですから、大きなテーマと図書の接点を位置づけるパフォーマンス材料がいります。総合をしないといけないし、図書館教育の発表材料を用意しないといけないしということで脈絡のない提案をしたらバラバラの取り組みしかでてきません。二つをつなげる総合的な考え方の提案をされてはどうでしょうか。

19 May 2001name: Fukk**comment: Re::tsucheyaさんへ 
 大豆の歴史について教えていただきたいという依頼でしたが、アドレス不明のためこの場で紹介しておきます。私が調べたことを解説するより、ぜひ自力で調べていただきたいと思います。子どもから「大豆はいつ頃どこからやってきたのですか。」と質問されて先生がかくかくしかじかと説明するより、何で調べたらよいかを話す方がいいのと同じです。ちなみにGOOGLEの検索エンジンにかけると結構詳しいWEBがいくつか見つかりました。学ぶために自力解決という手段は大切なことです。すべての質問に先生が答える必要はありません。子どもといっしょに調べることも楽しいですよ。

23 June 2001 name: 信長**comment: 工業高校の総合的な学習
 工業高校で総合的な学習の時間を平成14年度から実地します。何もかも手探り状態です。実施高校も少ないし,資料収集も大変です。でも,楽しんで計画を作っています。誰か,ご助言を下さい。

25 Jun 2001**comment:信長さんへ
 中、高校は教科担任制ゆえ実践にこぎ着けるまでが大変なこととお察しします。教務部と連携しながら、プロジェクトチームを作るのがいいかもしれません。ただ、専門教科が文化系、理科系と入り交じると調整が難しいでしょうが、不可能ではないと思います。専門教科が似たもの同士で生徒の興味関心を引き起こす実生活に密着したプロジェクトを複数企画し、選択させるというものです。履修教科の発展として設定するならば、一貫して指導者が引き継げますから、あとは生徒の興味関心と、時間設定がカギになるでしょう。教育雑誌で見かけた実践例としては、炭焼きをして、炭化を体験し、あとはバーベキューで楽しむというものでした。

9 July 2001 name: さつき**comment: 高齢者とのかかわり方
 私は、学生ですがレポートをかくのにとても参考になりました。高齢者住宅の研究を以前したことがあり、それと教職の問題でもある地域の高齢者との関わり方を自分なりに考えることできました。テストが終わったら夏休み!!!!

10 July2001**comment:投稿ありがとうございました。
 当サイトの拙文がお役に立ち、またがんばって続けようという気分になりました。質問や注文がありますとさらに励みになりますので、今後も時々のぞいてくださいますよう期待します。 知り合いの工務店でも高齢者向けのバリアフリーを追求した注文住宅に取り組んでいる方がいます。高齢者を理解し、差し障りを取り除く視点は、だれにとっても差し障りの少ないくらしをもたらしていくでしょう。