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 22 Jan 2001 name: 山川**comment: もう少し教えてください
 高齢者=障害者=福祉ではないというところをもう少し詳しく教えていただけますか?

18 Jan 2001 name: Fukk**comment: Re 
ご質問をお寄せくださいましてありがとうございました。補足説明をお送りします。
  高齢者はすべての人が障害者ではありません。高齢になると必ず障害を持つということも事実ではありません。高齢者の中には元気で不自由を感じることなく生活している人もたくさんおられるわけです。介護の必要な人だけに目を向けるのではなく、多くの人に出会って、高齢者の生き方を学び取ることが大切だと考えます。
 次に福祉という言葉の範囲は、高齢者や障害者だけを対象にして行われている施策ではありません。社会的に少数の高齢で障害を持っている人にだけ手厚くされているというわけでもありません。社会保障としての福祉施策ですから、保障を必要としている人に等しく条件整備していくことが原則です。法の整備もそのようになっています。
 わたしの父は83歳ですが、右肩から腕がありません。傷痍軍人です。3世代同居でずっと生活してきたわたしの目から見ても、何かにつけ介助をすることはほとんどありません。彼が高齢で、障害を感じているかと問われたら、感じてないでしょう。
 勤務校の学区の中に高齢、独居、車椅子生活の方がおられます。家の中は自分が不自由しないように様々な工夫をされています。でも、その人にとって学校を訪問するということは大変なことで、気軽に決断できないようです。学校が障害に対してまだクリヤーできていない部分があるからです。障害者が学校生活を送っていなくても、障害に対してクリヤーできる福祉施策が必要なんだという思いが子どもたちに育って欲しいなと願っています。
 たとえて数学の世界で考えるならば、福祉はすべての人を対象としています。障害と高齢は一部で重なり合った集合になります。
24 Feb 2001 name: あかね**comment: 私たちの活動
 このサイトは、学校の先生方向けのようですが、生徒の立場からも情報を提供させて下さい。
わたしは兵庫県の、篠山市立篠山小学校の6年生です。私達の学校では、12年度から3年生以上の学年が、「総合的な学習」を学んで来ました。そして、3学期は、今までに調べたことをもとに、篠山市のパンフレットを作りました。篠山市の特産物、黒豆に目を向けた学年、祭りにスポットをあてた学年など、いろいろですが、私達6年は、篠山の文化財についてのパンフレットをつくりました。どの学年も、それぞれの色が出た、とても面白い、良いパンフレットが出来ました。自分達が作ったパンフレットを見る気分は最高です。これらは、3月から駅やお店など、観光客の方の目線にあわせて設置される予定です。

24 Feb 2001 name: Fukk**comment: Re 
 総合的な学習の主役である方からの投稿は初めてです。地域に密着したパンフレットづくりは、自分たちの住んでいるところの「町づくり」に参加するという点で今までにない取り組みだと思いました。ヒントを与えていただきましたことをもとに、先生方への取り組みの手がかりをまとめてみたいと思います。 

18 May 2001 name: 土佐の龍馬**comment: 初期的な質問
 私の勤務する中学校では、今年度より図書館教育の発表会があるということで、朝の生徒登校時に10分間の読書をしています。来年度から(今まで選択も、総合も何一つしていない)その読書の時間を総合にし、週5日として50分の一単位として計算し、2001年度の50時間に割り当てようとしています。で、年35週ですから、残りの15時間はどこかで適宜取り、本の紹介などをしようと、こういう内容が、決して総合の論理には合致しにくいと、職員会で話すのですが、どうしても、理解してもらえません。やはり、楽をしたい、、放課後の部活動をしたい、が優先のようです。「読書」が総合になるか、、どなたか教えていただけませんか。よろしくお願いします。